外壁点検のご依頼
空き家になって8年、親戚の方が住まわれるとの事で、内部リフォーム検討の前にまずは屋根、外壁の点検をしてきました
瓦屋根は異常無しでしたが、サイディングの外壁は塗装、コーキング共に劣化が視られたので、見積をする運びとなりました
塗装が劣化するとサイディングに雨水が浸透します 。釘の部分は特に劣化が進みます
専用の金物を使用すれば、釘を打たなくてもサイディングを張れますが、金物を使用した場合でも端部は釘打ちとなりますのでご注意
塗り替えの見極めは、結露等で色ムラが出てきたり、手で塗装面を触って粉が付いたりすると(チョーキングと言います)塗り替え時期になります
あまり放置し過ぎると、サイディングが水を含み、塗り替えで済む工事が、張り替えやカバー工法(既設の外壁に重ねて外壁を張る)等、予期せぬ大工事となってしまいます
コーキングにも亀裂が入ってます
と言うより
元々打ってあるコーキングがうっっすい(-_-#)
最近では、高耐久のコーキングも各社から販売されています
30年のメーカー保証のついた物もあります
一般的にコーキングは塗装よりも先に施工して、サイディングと同色で仕上げます
高耐久のコーキングは塗装後「後打ち」の製品が多いので、色が合わないのでは?と思います
後打ちのコーキングは使った事はありませんが
塗料、コーキング共に高耐久の物がある中、やはり一般的な製品よりも高額になります
平屋などの足場の費用がさほどかからない住宅ですと、どちらかだけ高耐久にするよりは、費用を抑えて耐用年数を「揃えて」おく事も一つの選択肢かと思います
逆もしかり、3階建てや住宅密集地で足場や養生だけでも大変な建物の場合は耐久性を重視した施工が良いかもしれません
立地条件や階層、住宅と住む方の関係等から様々なメンテナンスを検討します
個人的な意見ですが、外壁もやはり「木」が好きです
例えば焼板!、、、、語り尽くせそうにないので、また今度にします(^。^;)
糸乗